マネーフォワード クラウド請求書Plusは、中堅〜大企業向けに設計されたクラウド型請求書管理サービスです。標準版「クラウド請求書」に比べ、より高度なカスタマイズ性、API連携、多言語対応などが強化され、大規模運用や国際取引にも対応します。経理DX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させるための本格的な請求書管理ツールです。
スタンダードプラン
月額:要見積(目安:50,000円〜100,000円/月)
請求書発行:無制限
高度なカスタマイズ、レポート機能、多言語請求書作成、開封確認、請求プロセス管理が含まれる
エンタープライズプラン
月額:個別見積もり(100,000円/月〜)
専用アカウントマネージャー、カスタムワークフロー、権限管理の細分化、SAML認証(シングルサインオン)、データ連携の個別開発など
高度なセキュリティ対策(IP制限・監査ログ)付き
オプションサービス
電子帳簿保存法対応・インボイス制度対応(標準機能に含まれる場合もあり)
API連携サポート:個別費用が発生するケースあり
データ移行支援・導入コンサルティング:50〜200万円(1回限り)
導入時は月額数万円から数十万円規模となり、企業規模・カスタマイズ内容によって価格が大きく変動します。
ポジティブな意見
「大量の請求書発行も一括自動化できて、月末月初の経理負担が激減」
「開封確認・入金状況管理がリアルタイムで可視化され、未回収対策が強化された」
「海外取引先への多言語請求書も簡単に作成でき、ミスがなくなった」
「API連携によって、ERP・SFAとのデータ一元管理がスムーズになった」
「セキュリティ対策や監査ログ機能がしっかりしていて、上場企業でも安心」
ネガティブな意見
「価格が高い。小規模事業者にはオーバースペック」
「導入時の設定が複雑で、社内システム部門の協力が必須だった」
「API連携は便利だが、開発コストが思った以上にかかった」
「無料トライアルが無く、導入前に試しづらい」
全体として「大量・複雑な請求業務への対応」「ERP連携」「セキュリティ強化」の面で高評価ですが、コスト・導入ハードルの高さが課題視されています。
高度なカスタマイズ機能で、業種ごとの請求フローや企業独自の運用に柔軟対応
請求書作成から送付、入金確認、未収管理までを一元化し、業務効率を大幅改善
多言語・多通貨対応により、海外取引やグローバルビジネスでも活用可能
API連携で他の業務システム(ERP・CRM・会計)とのデータ統合が容易
エンタープライズプランは高度なセキュリティ対策(IP制限、監査ログ、SSO)で内部統制を強化
専任アカウントマネージャーによる導入・運用サポートが手厚い
電子帳簿保存法・インボイス制度対応で法令遵守も万全
高機能ゆえに月額コストが高く、中小企業・個人事業主には割高感が強い
カスタマイズやAPI連携における開発・導入コストが別途発生しがち
複雑な設定項目が多く、導入時の初期学習・社内展開に時間がかかる
無料トライアルが無いため、事前に使い勝手を確認しにくい
高度な機能を使いこなすには、経理部門・情報システム部門との連携が必須
中小規模企業の場合は、標準版「クラウド請求書」で十分なケースも多い