企業の窓口業務や商談の流れをデジタル化し、対面に近い接客体験をオンライン上で提供します。商談の予約から接続、実施、契約、記録、分析までを一元管理できる点が特徴で、顧客はアプリのインストール不要でURLをクリックするだけで商談に参加可能です。資料や画面の共有、リアルタイムの書き込み、商談中の電子契約など多彩な機能を備えており、特に金融、不動産、教育、サービス業といった複雑な商談が多い業界で導入が進んでいます。
ROOMSの料金は「ルーム数」と「アカウント数」によって決まり、1ルームの場合月額35,000円、3ルームで月額69,000円、10ルームで月額215,000円となります。アカウントは1件あたり月額3,000円で、商談ルームにアクセス可能です。初期費用として10万円がかかります。企業の規模や用途に応じた柔軟なプランが用意され、無料デモ体験も提供されているため、導入前に実際の使用感を確認できます。
ROOMSは多くの利用者から「インストール不要で手軽に商談が始められる」「商談履歴や分析が簡単で振り返りに便利」「商談中の契約締結機能が効率的」といった高評価を得ています。また、画面共有やリアルタイムの書き込みといった機能は対面と遜色ない商談体験を提供すると好評です。一方で、「スマートフォンでの操作がデスクトップに比べて制約が多い」「カスタマイズの柔軟性がもっと欲しい」「料金がやや高い」という改善要望もあります。
簡単な接続性(インストール不要でURLをクリックするだけで接続可能)
多機能性(資料共有、画面共有、書き込み、音声議事録などを搭載)
商談プロセスの効率化(予約から契約まで一元管理)
業務改善に活用できる(記録・分析機能で営業改善に役立つ)
料金が高め(初期費用10万円、月額課金モデルで中小企業には負担感あり)
スマートフォン操作の制約(デスクトップ版に比べ使い勝手が劣るとの指摘)
特定業種向けの印象(多機能ゆえ使いこなすまでに時間がかかる場合あり)
カスタマイズ性の限界(業務フローやブランドに合わせた調整の余地に課題)